研文選書【60】~【89】
矢沢 利彦 著
日常生活のなかの茶、旅で飲んだ茶、文献に出てくる茶などに碩学が蘊蓄を傾けた好エッセイ。
〈目次〉
エプロン
鬼も十八 番茶も出花
茶煮座は主婦の座
パリ、古文書と葡萄酒と紅茶
古文書のパリ/ボージョレ―・ヌーボーのパリ/ムッシュー・テのパリ/ル・テ・ディザベルのパリ
東京茶房随訪記―東京の中のヨーロッパ
バ ビントンズ・ティー・ルーム/ロイヤル・コペンハーゲン・ティー・ラウンジ/サロン・ド・テ・ベルトラン/レノックス・ティー・サロン/ティー・サロン、 フォートナム・アンド・メイソン/ハロッズ・ティー・サロン/フォーション/サロン・ド・テ、ダロワイヨ/カフェ・マジコ/マルメゾン、サロン・ド・テ
茶かすからの脱却
茶壺・急須・ティーポットの発明と発展/茶こし・ストレイナーの発展
ル・コントの見た中国茶
お茶と弁当
4・6判 218頁 1995年2月発行 ISBN 4-87636-127-4
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陳 淳著 佐藤 仁訳・解題
朱子の思想のあらましを知るのに、何か好い入門書はないものかと思案した結果、・・・朱子の高弟の一人である陳淳の『北渓字義』に思い当たった。これだと分量もそんなに多くはないし、内容的にも朱子学の思想構造を知るのに手頃な入門書である。
『北渓先生字義』は、朱熹の高弟の陳淳の講義を、陳淳の弟子の王雋が記録編集したものである。・・・宋代性理学の分野で頻繁に使用されている重要な術語、 とはいっても・・・当然のことながら、そのほとんどが古代の経書、なかんずく程朱が尊重した『四書』の中に出典があり、儒学の基本的な概念として、すでに 馴染み深いものばかりであるが、その中の特に重要なものを選び出し、宋代性理学者達が、それらにいかなる意味内容を付与したかを、思想史的な背景をも充分 に考慮しながら、詳細に解説し、それによって宋代性理学の理論構造を明確にしようとしたものである。従来から宋代性理学の入門書、あるいは概説書として多 数の人士に愛読され、過去七百年間にわたって、中国はもちろんのこと、朝鮮、日本においても各種の刊本が刊行されて来た。(本書p.239より)
4・6判 246頁 1996年3月発行 ISBN 4-87636-134-7
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嵯峨 隆 著
民族主義・アナキズム・帝制支持論の異質な政治的立場の転変はいかにして正当化されたか。劉師培三五年の生涯を伝統的価値体系と近代中国のそれとの相克という視点から解析。
序章 揚州
第1章 出立―民族の血
一九〇三年/変革者・劉師培の出発/革命家への転換/劉師培の学術/排満民族主義の展開/封建体制批判
第2章 東京―無権力社会の希求
『民報』誌上の劉師培/アナキストへの転換/同盟会の内部対立/劉師培のアナキズム認識/啓蒙と実践―革命のプログラム/社会主義講習会/亜洲和親会と「亜洲現勢論」/エスペラントの普及
第3章 暗転―転向そして帝制
革命運動への背反/転向の要因/帝制支持論
終章 北京―一九一九年
劉師培の故郷を訪ねて―墓探しの顛末/劉師培年表/主要参考文献
附章 日本人と中国アナキズム
4・6判 276頁 1996年4月発行 ISBN4-87636-135-5
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澤田 瑞穂 著
宋代から清末までの俗語体小説についての論稿十九篇を収め好評を博した旧著の選書版。「随筆金瓶梅」「西遊演義枝譚」をはじめ公案(裁判)小説、「小説娯目鈔」などに著書の蘊蓄がかたむけられる。
〈目次〉
発跡変泰
紅蓮柳翠
「四帝仁宗有道君」―明代説昌詞話の開場慣用句について
索・刀・薬―『前前太平記』の一挿話と明代公案小説
宝蓮寺奸僧事件
芙蓉屏異伝
張一飛公案その他
公案綺聞鈔
擬装入水殺人事件/雷公殺人事件/六本指の男/勘釘余響/姦夫が姦婦を殺す話/訟師の悪智慧/感孕奇案/烈女切腹異聞/犯姦婦杖刑の事/戸板流しの私刑/強姦か和姦か
玉堂春散策
砒霜の禁
『金瓶梅』の研究と資料
随筆金瓶梅
西門家伝説/潘金蓮の眸/張竹坡の「読法」/満文金瓶梅/金瓶梅伝奇/俗曲中の潘金蓮/明治訳金瓶梅/明治の西門慶/葡萄棚の下で
西遊演義枝譚
道書と見られた西遊記/唐僧取経嘆拾声/西遊記の草双紙/唐三蔵の杖
小説娯目鈔
宜春香質/警世選言/哈密野史/帰蓮夢/驚夢啼/幻中真/鴛鴦配/療妬縁/永慶昇平/忠孝勇烈木蘭伝
清末の小説
遊戯―清末小説管見
地獄の報告書―李伯元作『活地獄』のこと
清末文学一隅
蒋剣人撰ジャンヌ・ダルク伝/梁啓超の羅蘭夫人伝/三害問題と小説/日露交戦と時事歌謡
清末の「新名詞」論議
小説瑣話―解説にかえて(堀誠)
4・6判 370頁 1996年7月選書版発行 ISBN 4-87636-137-1
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山極 晃 著
序章
一九四〇年代の米中関係/対立の時代/中国問題の国内政治化
第一章 アメリカにおける中国政策論争―一九四一年~一九七二年
大戦中の対立/大戦後の中国政策をめぐる論争/マッカーシーの登場/朝鮮戦争と二つの聴聞会/アイク・ダレス時代/ケネディからジョンソンへ/ジョンソンからニクソンへ
第二章 第二次大戦中の米中関係
アメリカの基本戦略/政府諸部門の対中態度/中国情勢の悪化/外交官の情勢分析と政策提案/本国政府の対応/スティルウェル解任問題/ハーレー政策と外交官たち/アチソン提案をめぐって
第三章 アメリカ軍事視察団の延安訪問
視察団の派遣/中共側の態度/アメリカ側の観察結果
第四章 中国共産党の反米路線の確立過程
中国共産党の国際情勢観/太平洋戦争勃発後の対米態度/友好関係の発展/ハーレー政策と中国共産党/抗日戦争勝利後の情勢と中国共産党の政策/反米路線の明確化/反米路線の確立とその構造
第五章 一九四八年中国援助法の成立過程
問題と視角/中国政策の幅/中国情勢の悪化と中国援助論のたかまり/特別議会におけるヨーロッパ中間援助法と中国援助問題/一九四八年対中国援助法の成立
第六章 トルーマン政権の台湾政策
トルーマンの台湾「不干渉政策」/台湾政策の動揺/台湾海峡「中立化政策」への転換
第七章 ジョン・S・サーヴィスの半生の活動
「マッカーシー旋風」とアジア政策/サーヴィスの経歴/サービスの中国分析/中共地区の観察/ハーレーとの対立/「不忠誠」よばわりとの対立
第八章 米中大使級会談の意義
中国の平和五原則提案の波紋/ジュネーブでの米中会談/転機としての台湾海峡危機/ワルシャワでの米中会談/新提案の意味/米中関係打開の可能性
第九章 アメラシア事件とアメリカの中国政策
事件の経過/アメラシア事件の反響/マッカーシーの登場とアメラシア事件/『アメラシア文書』の発表
第十章 米中関係の転換
ニクソン政権の新中国政策/中国側の動き/大使級会談の再開/カンボジア侵攻と米中交渉の中断/高級会談への合意/政策転換と中国/キッシンジャー特使の秘密訪中/ニクソン訪中と上海コミュニケ
4・6判 390頁 1997年4月発行 ISBN 4-87636-146-0
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下見隆雄著
<目次>
Ⅰ 孝とはなにか
孝をどのように考察するか/老莱子孝行説話の真意/老莱子説話への近代人の理解/老子説話への対応の問題点/説話類に語られる孝とその実のすがた/割股に おける孝の本質/子の犠牲と孝との関連/孝子伝説話における割股的孝行の扱い/孝と現代への視点/古典が教える孝/孝と祖先の祭祀について/母性への観点 と祖霊
Ⅱ 孝と母性
子の孝と親の自愛/子に対する父と母の位置/子を導く父と母の役割と意義/慈母と厳母―歴代の教説に見る/母の教導の本質/報恩への観点/孝と報恩/孝と 恩の問題/儒教社会における子という存在/母親の母性行為をどうとらえるか/儒教社会における母性/儒教社会の倫理と母性
Ⅲ 孝から忠への展開―血縁の父母から公の父母へ
『論語』における仁/孝と社会道徳/『孟子』における孝の展開/『孟子』と『墨子』/『荀子』における孝と忠/『孝経』の場合/民の父母/私の孝から公の孝へ
Ⅳ 母・妻・娘における母性実践の諸相―伝記資料からみる
「二十四孝」における母/母の影響力と役割―列女伝記説話を中心に/子を教導する母と夫を教導する妻/夫の孝と妻の貞節/父への母性発揮
おわりに
儒教社会女性の深層/儒教社会の母性と日本社会/儒教思想への対応と今後の課題
4・6判 320ページ ISBN 978-4-87636-148-9
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河原 功 著
日本文学と中国文学の狭間にあった植民地時代の台湾文学とその運動を論じた表題作と佐藤春夫ら日本人作家と台湾の関係を扱った諸篇により、この時期の文学を多角的に考察する。
〈目次〉
Ⅰ 日本文学にみる台湾
佐藤春夫「殖民地の旅」の真相/中村地平の台湾体験―その作品と周辺/大鹿卓「野蛮人」の告発/日本文学に現われた霧社蜂起事件/霧社事件の語るもの
Ⅱ 台湾文学史
台湾新文学運動の展開
台湾文学史の時代区分
台湾新文学運動の歴史的背景
台湾新文学運動の抬頭期
新文学理論の紹介と白話文運動/新旧文学論争/プロレタリア文化運動と新文学運動
台湾新文学運動の自立上昇期
郷土文学論争/『南音』の創刊/日刊『台湾新民報』の学芸欄/台湾芸術研究会と『フォルモサ』/台湾文芸協会の成立と機関誌『先発部隊』『第一線』/台湾文芸連盟の成立と機関誌『台湾文芸』/『台湾新文学』の発刊/台湾人作家の島外活動
総括・新文学運動以後
Ⅲ 台湾と日本
三省堂と台湾―戦前期の台湾における日本書籍の流通
4・6判 314頁 1997年11月発行 ISBN 4-87636-149-5
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榎本泰子著
≪99年度サントリー学芸賞・第4回日本比較文学会受賞≫
本 論の中心となるのは、一九二七年に上海に創立された中国初の音楽学校、国立音楽院(現在の上海音楽学院)と、それをめぐる人々である。・・・辛亥革命から 五四期、そして動乱の三〇年代へと大きく揺れ動いた中国が、西洋音楽という異文化をどのように受けとめたのか、これは単に音楽史の問題であるのみならず、 近代中国にとって西洋文化とは何だったのかを考察する手がかりとなる。(本書「はじめに」より)
第一章 西洋音楽の伝来と普及
キリスト教が運んだ音楽/日本留学熱と学堂楽歌
第二章 新文化運動の流れの中で
蔡元培の美育思想/時代の申し子・蕭友梅/北京大学附属音楽伝習所
第三章 楽人の都・上海
租界の音楽文化/国立音楽院の誕生/創作歌曲をめぐって(蕭友梅/趙元任/青主/黄自)
第四章 国楽はどこへ
中西音楽家の交流/グランド・チャイニーズ・イヴニング/左翼音楽家の登場/混迷する音専
終章 中国音楽史における一九三〇年代の意味
4・6判 320頁 1998年9月発行 ISBN 978-4-87636-157-1
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岡 利郎 著
(本書より)
現在までの愛山研究を概観すると、そこに二つの問題が残されていたと思われる。第一には愛山の政治思想を正面から問題とした研究がほとんどないこと(彼の「国家社会主義」「帝国主義」について論じたものはあるが、政治思想全体の考察には及んではいない)、第二には愛山が研究対象として取上げられる場合、彼の思想の一面のみがとり出され、彼の思想構造全体がそれ自体として問題にされることがほとんどなかったことである。本稿はもとより右の問題を全面的に取扱うものではないが、それに対する一つの試みとして意図されている。
〈目次〉
第Ⅰ部
山路愛山における「史論」と「政論」―山路愛山研究序説
生い立ち/キリスト教/明治二〇年代/「史論」の世界/国家と個人
明治日本の「社会帝国主義」―山路愛山の国家像
愛山の個人史と国家像―「縦」の前提/「史論」と国家像―「横」の前提/愛山の国家像の特質
第Ⅱ部
キリスト者愛山の明治思想史論
史論家愛山の日本資本主義発達史論
幕臣愛山の家康論
ポスト福沢世代の青年達
「文明批評家」三宅雪嶺
内村鑑三不敬事件
民友社グループの史論と政論
4・6判 312頁 1998年11月発行 ISBN 4-87636-161-4
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吉田 公平 著
我々が思索するときに日常的に用いることばで、儒教思想、とりわけ陽明学について、その歴史的な意味と今日的な意義を開かれた知の広場で共に考える試み。やさしく書かれた文章と講演筆記で構成。
〈目次より〉
東アジアにおける中江藤樹の位置
陽明学研究の今日的意義
夏目漱石と西田幾太郎―心は善か
陽明学が問いかけるもの
陸象山はなぜ主役になれなかったか
王龍渓について
王陽明の朱子学批判
石門心学と陽明学
性善説の社会的背景
北京日本学研究中心・一九九五
4・6判 234頁 2000年5月発行 ISBN 4-87636-186-X
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松村 茂樹 著
近代の中国は、個性的で魅力的な人物を輩出している。清 朝崩壊、軍閥割拠、国共内戦、そして文化大革命と、動乱の波がつぎつぎと押し寄せる中、時代は新しいシステム構築とそれを担う、創造力と挑戦力に富んだ人 材を絶えず求めていたからである。そんな時代の申し子とも言うべき彼らが、近代中国の文化を形成し、自らも文化人として活躍した。本書は、そんな近代中国 の文化人を30人とりあげ、その書、つまり彼らの筆跡を手がかりとして、それぞれの人物のある一側面にスポットをあてようとするものである。(本書「はじ めに」より)
Ⅰ 思想家・政治家
秋漌/章炳麟/蔡元培/弘一/胡適/周恩来/毛沢東/王雲五/廖承志
Ⅱ 文学者・史学者
魯迅/郁達夫/柳亜子/鄭振鐸/張元済/老舎/傳雷/郭沫若/王力/鄭逸梅
Ⅲ 芸術家
王一亭/丁仁/余紹宋/徐悲鴻/趙子雲/梅蘭芳/溥儒/沈尹黙/張大千/沙孟海/劉海粟
4・6判 296頁 2000年6月発行 ISBN 978-4-87636-187-8
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興膳 宏著
私は長年、中国の古典文学研究にたずさわってきたの で、本書の内容にも当然ながら中国古典にかかわるものが多い。また、中国や中国古典と無関係な文章でも、ものの考え方のどこかに、専門分野からの発想が影 を落としているのは、良くも悪しくも否めない事実のようだ。そこで、書名を『古典中国からの眺め』と題することにした。(「あとがき」より)
〈目次〉
Ⅰ
古と今との出会い/「六朝」という時代/李白と月/我が新たに熟せし酒を漉す/詩人と「食」/二重の逆説/漢詩人として見た北条霞亭/森鴎外の漢詩/夏目漱石と中国/「静夜思」つれづれ
Ⅱ
そ のとき―吉川幸次郎先生の思い出/小川先生という人/小川環樹先生のいる風景/ある敦煌資料のこと―小島祐馬先生逸事/小島憲之著『漢語逍遥』の世界/鈴 木修次さんと私/ギィ・ガニョン氏を哭す/イヴ・エルヴェット氏を悼む/入矢義高先生の残像/福永光司先生のこと/日野龍夫さんへのあいさつ/おとしばな し ぼやき念仏―一海知義先生前追悼戯文
Ⅲ
博物館随想/2000年中国退休紀行/私の日本中国学会初体験/日本シノロジーの位置/求める心/京大文学部の講義/木曜日の話題―2002年7月~12月/素食の美食/山を愛する/寄席の楽しみ/火鉢騒動記
4・6判 270頁 2003年9月発行 ISBN 4-87636-221-1
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安井 三吉 著
柳条湖事件と盧溝橋事件との連続性を中央政府や軍中央レベルでなく華北の現地での当事者たちの動きに即して分析する。
〈目次〉
序 日中戦争への関心/新しい研究動向/若手研究者の台頭/十五年戦争論をめぐって
Ⅰ 柳条湖事件から華北分離工作へ
1 柳条湖事件と華北問題
石原完爾の中国占領構想/柳条湖事件の受けとめ方/「満蒙」と華北/天津事件/「内蒙古工作」
2 熱河作戦と華北問題
「張学良政権」/支那駐屯軍の策動/朝陽寺事件/山海関事件/熱河作戦/「北支施策」/内モンゴル問題/停戦に向けて/塘沽停戦協定
3 深まる華北の矛盾
北平政務整理委員会/善後交渉/内モンゴルと福建/華北武力占領地統治計画/華北経済調査/「敵か?友か?」/駐華武官会議と三省課長会議/一九三五年の華北
Ⅱ 盧溝橋事件をめぐって
4 盧溝橋事件再考―中国における「日本軍計画」説をめぐって
盧溝橋事件の範囲と問題群/「計画」説とは/「中国軍計画」説/「日本軍計画」説/曲家源氏の「日本軍計画」説/盧溝橋「奇襲計画」と「謀略」/「第一発」と「兵一名行方不明」/「第一発」から軍事衝突へ/曲家源氏の反論について
5 盧溝橋事件に関するいわゆる「中国共産党計画」説―坂本夏男『盧溝橋事件勃発についての一検証』によせて
盧溝橋事件の「発端」について/いわゆる「中国共産党」説について/二つの修正
6 盧溝橋事件の思い出―長沢連治氏に聞く
4・6判 312頁 2003年11月発行 ISBN 4-87636-225-4
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